海沿いにある町は、江戸時代に北前船などで商品を江戸に運ぶ商いで大いに栄えたところがたくさんあります。
知多市ももともと北前船で栄えていましたが、明治に入って岡田地区の竹内さんという人が綿から綿布に織り上げる機械を発明したことから、綿織物が作られるようになり、東京の商家へたくさんの綿布を送り出したのだそうです。
こういう発展を遂げた地域の多くがそうであるように、船での輸送よりも鉄道の輸送が中心になっていくにつれて、海沿いの町はさびれていってしまったようです。
だから、昔の名残の大きな商家などが今も残されることになったようです。
アイキャッチ画像の郵便局は、現役の郵便局としては最古らしいそうで、今でもこの地域の人々のために活躍しています。