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ミホミュージアムの枝垂桜2022

昨年の3月29日にミホミュージアムの枝垂桜について書きました。この時は、まだつぼみが少し膨らんできた頃で、いつか満開の枝垂桜を見に来たいと思っていました。

そのブログを読んだ娘が、今年一緒に見に行こうと言ってくれたので、十日ほど前に行ってきました。日程を決めてから直前に開花状況を調べると、まだほとんど咲いていないという情報でした。

でも、とりえず行ってみようという事になり訪ねてみると、全体で言えば二分咲きという所でしょうか。ありがたいことに、トンネルの入り口両側の枝垂桜だけは、7分咲きくらいで美術館からトンネルへ登っていくと、「わあ、きれい。」という声が聞こえてきます。

ここだけでも写真を撮れば、結構いい感じでトンネルも微かにピンク色に反射しています。あれから10日程経ったので、きっと今頃は満開の枝垂桜街道になっているでしょう。来年こそは、ジャストタイミングを狙おうと思います。

展覧会は「懐石の器」というテーマで、国宝級の桃山時代の器に手の込んだ懐石料理が盛り付けられた写真が会場内に何枚も展示されていました。もちろん現物の器も展示されているのですが、器はやはり使われてこそその良さが発揮されるものだなと、写真と実物とを見比べながら、ごちそうを味わっている自分を想像しながら鑑賞しました。きっとおなかが空いていたら、耐えられなくなってレストランに飛び込んだかもしれません。

ミホミュージアムはレストランと美術館の棟が離れているので、観てから食べるか食べてから観るかのどちらかになります。もちろん、信楽の町中に出て食べてもいいのですが、ここの自然農法で作られた素材は、出汁から米まで全て信頼できるものばかりなので、ここを訪れるお目当ての一つでもあります。

ここのパンも自然に採取した酵母を使って作られているので、マイルドなおいしさがたまりません。今回は、イチゴの酵母のイチゴパンとリンゴパンなどを山ほど買い込みました。これは、明日の朝からのお楽しみです。

息子は春の野菜のパスタ。私と娘はおむすび膳にしました。ここが、11時半からなので、11時に到着してすぐにレストラン予約、少し花見を楽しんでから食事して、最後にまったりと美術鑑賞というパターンがベストです。でも、美術館の中ですごい睡魔に襲われてしまうので、ここを訪れる時は睡魔か空腹のどちらかと戦わねばならないことは避けられません。

この日は、春の陽いっぱいのいいお天気でしたが、依然来たときは雨でした。こういう時は、入り口に補助員の方がみえて傘を貸してくれたりします。そんなときは補助員の方が、レストラン棟の形状が中心の円状の広場を囲むように作られているので、塔に向かって中心に立ちそこで手をたたくと、すべての音が跳ね返って自分の所へ集まるので、すごく響いて聞こえることを教えてくれます。周囲から見ていると小さな音にしか聞こえませんが、何かしゃべってみると、まるでマイクを通してしゃべっているような感じでとても面白いのです。

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