アート

T.Yハーバーは子連れ客にもフレンドリーなレストラン  ~天王洲アイルは食事もアートもファミリーで楽しめる~

天王洲アイルは、今でも巨大な倉庫が立ち並んでいますが、数年前からおしゃれな店や画廊などができて、川辺や橋、デッキなどを散策しながら楽しく過ごせるエリアです。

その中でもT.Yハーバーは評価が高く、倉庫を利用した天井が高く開放的な空間や、屋外デッキ席、水上サロンの席など、どこを撮っても絵になります。

席を予約した時は、子どもがいて騒ぐと周囲の人たちに嫌がられるかな、と心配でしたが、通された席は家族連れがたくさんいてとても賑やかでした。ホールスタッフの方もとてもフレンドリーで、何気なく「レインボーブリッジは全て有料なんですか。」などと、忙しいのに変な質問をしても「そういうことに詳しいスタッフに聞いてきます。」と言って親切に調べてくれたりしました。

そんな雰囲気が気に入って、子連れでどこかへ行こうというときは、真っ先にこの店がストレスフリーでいいなと思って頭に浮かびます。2回目に行った時は、後ろの席で3家族くらい集まって赤ちゃんの誕生日会をしていて、孫はそちらの様子が気になってずっと後ろを見ていました。

料理はカジュアルなメニューが豊富で、パテが本格的で大きなハンバーガーやパスタがとても美味しいです。みんなでシェアすると伝えると、ハンバーガーも人数に合わせて切ってきてくれます。

「ああ、これは本当のバーベキューだ!」と娘が頼んだ料理を一口食べて叫ぶので、当たり前じゃないのかなと思ったのですが、日本でバーベキューというと、屋外にバーベキューセットを出して肉などを焼いたりするのがそうだと思っていたけれど、アメリカでは違うのだそうです。ペラペラにスライスした大量の牛肉を焼いて、バーベキューソースで味付けしたものが、バーベキューという名前の料理なのだと教えてくれました。レストランでバーベキューというと、厨房の中にバーベキューの様に焼けるコンロがあって、そこで焼いたものはみんなバーベキューだと思い込んでいました。

T.Yハーバーは、レストランだけでなく、パン屋さんや地ビールをつくるブリュワリーなどもあります。隣の倉庫を使ったアートスペースでは、作品が展示されているので、見ながらコーヒーを飲んだりもできます。だだっ広い空間が贅沢だなあとうらやましくなります。

もう少し歩くと、他にもギャラリーがあるようですが、またの機会に行ってみたいと思います。

食後は川を横切る白い鉄橋を散歩すると、次々と犬を連れた人が散歩に来ます。孫はいろいろな犬と遊べるので大喜びです。食事⇒散歩⇒お茶というコースがとれると、ファミリーにはぴったりの休日です。

 

 

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