手抜き生活

春一番

もう若い人たちは知らない昔のアイドルグループに「春一番」という曲がありました。明るい春の日差しの中、新しい世界に旅立って行くときに爽やかな春一番の風が吹くという歌詞です。でも、本当の春一番の風は爽やかなどと悠長に言ってられない、台風のような被害をもたらすこともある大風なのだそうです。

まだ冬気分が抜けない3月初め頃に、春一番が雨とともに吹き荒れて、一雨ごとに暖かさが増してくるのですが、今年は一気に暖かくなり桜も史上最速で満開となりました。

先日の日曜日の雨と風を受けて、散ってしまった桜は、近くの公園の池にピンクの花いかだをつくっています。

一雨ごとに暖かくなると前述しましたが、春一番の南風が吹いた後は、気圧の関係で北風が吹き、寒さが戻るそうです。「ホンダ・キッズ」という子どもにも分かりやすく「なぜ」を解説しているサイトで調べてみて知りました。また、自分がいつも疑問だったのは、春一番というのは季節の変わり目の大風一回だけをいうのだろうかということです。結構何度も春一番的な日が繰り返すような気がしていたので「また春一番が来た。」という表現は変なのかなと気になっていました。これには、気象庁が決めた基準があって、それに当てはまる時期の、気圧の変化による秒速8メートル以上の風が初めて吹くことをいうのだそうです。やはり、この特別な言葉は一回きりで使う方が、春待ち気分も盛り上がるのでしょう。

 

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