旅行

台湾の思い出 その1 ~6年半前~

本日コロナによる緊急事態宣言が3月7日まで延長されることになりました。ワクチンもなかなか日本に入りそうもなく、思った通りに事が進んでいかないようです。それでも毎日の感染者の数はどんどん減ってきているので、自己予防対策をより意識して乗り切っていくほかなさそうです。

最近感心するのが、銀行に行くなどほんのちょっとどこかへ出かけたりしただけでも「はい」と言って息子が除菌シートをさっと一枚くれるのです。他の家族は、手洗いさえコロっと忘れて、帰宅後のんびりとお茶を飲んだりしているのですが、彼だけは常に除菌シートのパックを持ち歩いて、自分も家族にもすごくまめに消毒をしてくれます。意識し続けることは大切だなと気づかせてくれます。

まだまだしばらくは海外旅行どころではなさそうですが、何よりもそれを楽しみに生きている私には、なんだか目標を失ったような毎日です。グーグルフォトに7年前のスマホの写真まで保管してあるので、ぼんやりと眺めていると、6年半前に行った台湾旅行の写真が見つかりました。グーグルフォトは自動的に時系列で写真を保管してくれるので、何千枚もの写真があっても、何年前の何月頃というおおよその日付が分かれば、お目当ての写真がすぐ見つかります。便利な世の中になりました。

その台湾の写真を見ていると、当時の細かい思い出などをかなり忘れてしまっているような気がしてきました。この台湾を皮切りに、写真から思い出すことなどを綴っていこうかなと思いつきました。

アイキャッチ画像に使った写真は九份(キュウフン)の街中です。千と千尋の神隠しに出てくる町の雰囲気に似ているということで、世界中のジブリファンが訪れます。夕暮れ時になると提灯に火が灯されて、更にそれっぽい怪しげな雰囲気が出てきます。でも私が訪れたときは日本のお盆だったので、日本人だらけでした。上の写真のような狭い路地の坂を下りていくと一番「映える」場所に着くので、みんなそこへ行こうとして行列になっています。少しずつしか進めないので、流れに身を任せるしかないのですが、前後から聞こえてくる言葉はほとんど日本語でした。路地のように入り組んだ町はとても面白いのですが、ここまで来るのに台北からバスで1時間くらいもかかったので、一日過ごせる余裕がないと来られません。

台北の街中は、やはり日本よりバイクが多くてアジア的な雰囲気もありますが、30年くらい前に台湾に来たときよりもはるかに都会になっていました。

上の写真は旧日本軍に占領されていた時代の学校だった建物です。歴史的遺産として保存しつつ文化的な催しをするスペースや博物館になっています。古さと新しさをうまくミックスさせて楽しめる施設でした。

ここも戦前からある広大な軍事施設だったところをリノベーションしてあり、おしゃれなお店があったりアートイベントなどを催す最旬のスポットになっていました。下の写真も同じ場所で、にぎやかにイベントが行われている様子が映っていますが、2年前に再びここを訪れたときは、平日だったからなのか、なんだかさびれてしまっていました。最旬スポットが他の場所に移ってしまったのでしょうか。

こうやって写真を見ながら思い出したことを書いていると、いろいろ「そういえばこんなことがあった」と頭に浮かんできます。若い男女のグループが私たちが日本人だと分かると「一緒に写真をとってください」と言ってきたので、写真を撮りました。台湾の人たちはすごく親日的で、有名人でもないのに一緒に写真を撮りたいんだなと不思議でしたが、好意を持たれるとこちらも嬉しくなります。

 

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