旅行

ガイドブックの価値は? ~広島その1~

年末に向けて広島を含めて全国的に自粛態勢に入ってきましたが、広島もそろそろ危なくなってくるかもという時期に行ってきました。医療関係に従事ししてみえる方々は、GoToなんてムードは全くないとおっしゃっているのをテレビで見ましたが、申し訳ない気もします。

最近の若い人たちはガイドブックなど見ずに、SNSなどで話題になっているところを自分で調べていくらしくて、その方が本当にいい店が見つかるそうです。でも、自分はなかなかそういう情報をキャッチできないので、ドコモのDマガジンに登録加入していることを思い出し、その中の広島のガイドブックを参考にすることにしました。

宮島と言ったらカキとアナゴがマストかなと思い、調べると店がたくさんありすぎでどこも一緒のように見えます。でも、一件陶箱ごとご飯と具を蒸して提供してくれる店が紹介されているのがなんだかよさそうです。昔からガイドブックに載っている店はたいしたことがないというのが定石で、期待外れかもしれないけれど一応ここに行ってみようと決めました。店の表は大きな狸の顔出し看板があって、修学旅行の学生狙いという感じです。更に怪しいなあと思いながらダメもとで牡蠣飯と穴子飯を注文したら、これが大当たりでした。

お味噌汁はインスタント?と思うような店が最近多いのですが、大きな身のアサリ入りお味噌汁で、まずこの店はちょっと違うかもという気がします。そして届いた陶箱の穴子はふっくら熱々で、ご飯もタレと穴子のダシが染みてもう顔面緩んできます。外食でご飯を完食したことのない私ですが、最後まであったかくておいしいのでつい食べてしまいました。

厳島へ渡る船から娘が「あの海に浮かんでいるのは何?」と指さしたのは蠣の養殖いかだでした。それを知らないことにちょっとびっくりしましたが、カキの本場だけに広島ではどこの店も出てくるカキはまるまる太って極上です。娘が頼んだカキ飯も、甘辛ダレがカキのコクとマッチして最高です。

この店でガイドブックの情報もガセではないかもと思い直し、この後の旅程はガイドブックの情報を最大限に利用させてもらいました。dマガジンもめったに見ないから、登録をやめようかなと思っていましたが、もっと活用してコロナが再び落ち着いてきたら行きたいところを研究しておこうと思います。

 

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