京都旅行で泊まったホテルは京都駅から徒歩12分の地の利のいい場所にあります。タクシーの運転手さんに、西洞院正面と伝えるとホテルの入り口に正確につけてもらえます。この正面とはすぐ近くの東別院（ひょっとしたら真裏の西別院の）入り口正面に当たる場所という事です。
私は毎朝ウォーキングをしているので、この日は東別院をぐるりと回ってくることにしました。東別院はたしか実母の実家の総本山ででした。一族の誰かが亡くなって一周忌が過ぎると、お骨を東別院さんに納めにいくのだと、昔母が言っていました。だから、ここは観光地と言うよりも、母の在所にある仏壇の本家みたいな感覚でした。実際に、仏壇も東別院の装飾と同じでキンキラキンでした。
ホテルは東別院の真裏にあるので、裏側からぐるりと半周して正面入り口から入らないといけません。途中いくつか門がありましたが、正面のやや右側に菊の御紋の立派な門がありました。きっと皇室関係の方がみえる時はこの門を開けて、通られるのでしょう。
ホテルからここの正面にたどり着くまでに約20分かかりました。お隣さんといえども境内がだだっ広いので、随分かかります。本堂に入りお参りをして、正面左の建物に回ってから外に出ました。
京都在住のどなたかのブログに書いてありましたが、京都の一番のお勧めは早朝なのだそうです。なるほど観光客も少なく、自分のペースで歩けて爽やかです。
約50分のウォーキングを済ませてホテルに戻ると、気持ちよく一日のスタートが切れました。子どもの頃から東本願寺さんってどんなところかなと謎でしたが、たくさんの信者さんを受け入れることができる懐の大きい、敷地も大きいお寺でした。
翌日のウォーキングは、反対側の西本願寺に行こうと思っていました。東本願寺よりは小さそうですが、東京芝の東本願寺の様にインド風の玉ねぎ型屋根が見えてエキゾチックです。でも、翌日は早朝モーニングに出かけてしまったので、またいつか西本願寺に行ってみようと思います。
