2021年の年末に行われた富士山マラソンに二女が参加しました。フルマラソンということもあり、数か月前から毎夜友達とランニングをして練習をしていました。
実家に帰って来たときも、私が電動自転車で後を追いながら5キロ、7キロと結構な距離をこなすようになりました。寒さが増してきた頃、10キロを走ると1時間くらいは走るので、自転車の自分は寒くなってきます。上り坂以外は自分でペダルをこいで体を温めながら伴走すると、自分が筋肉痛になってしまうほどでした。
10キロ走るのでも大したものだと思いますが、結局本番と同じ距離の試走はできないまま本番となりました。今まで経験のない長距離だと、気力はあってもひざの関節を痛めたり、まめができて走れなくなったりという事もよくあるので、果たして完走できるのだろうかと気をもんでいました。
息子は、4年前に同じ大会に参加したのですが、雪交じりの土砂降りの日だったそうで、相当大変な思いをしながらもなんとか完走したそうです。でも、その時一緒に走った友達の誘いで、今年はチャリティーマラソンに参加して富士山を見に行こうという事になったそうです。チャリティーマラソンは12キロなので、一足早く息子から完走のメールが届きました。今回は見事な富士山を拝みながら走ることができたそうです。
一方二女の方は、友達4人と声を掛けながらゆっくりゆっくり走ったそうで、リミットの6時間の少し手前で、西日を受けながら仲良くゴールできたそうです。
長女は私と同じで、42.195キロなんて元から走ろうなどという気にならないけれど、やろうという気になっただけでもすごいと言っていました。
私は50代になってようやくランニングをしようと決意したとたん、膝の関節を痛めて走れなくなってしまいました。ウォーキングに切り替えて膝もずいぶんよくなりましたが、やはり長距離は走れそうにありません。リミットがなくて何時間かかってもいいフルマラソンがあったら、それを目標にできるのになと、今頃になって早くから筋力づくりをしてこなかったことを後悔しています。
