マチュピチュは、いつか行ってみたいところベスト10の中の1つでした。長い間忘れ去られ、探検家によって発見された遺跡には心そそられます。

奥に見えるのはオリャンタイタンボ遺跡です。
マチュピチュ村は遺跡のある山の麓にあり、そこまでは列車の旅を楽しみます。
列車の室内はインカ文明をイメージした絵が描かれ、天井はガラス張りになっているので、そそり立つ山を見上げたり、熱帯雨林の森に入り込んだように感じながら進みます。ワクワクします。

村からはバスに乗って山の上に登りますが、登山する強者もいます。切り立った岩山のような山が林立する所にある道路を通るので、カーブを曲がる時遥か下方に見える谷を見下ろすと、冷や汗が出ます。

奥にそびえる山の頂上を目指します
30分ほどで遺跡の入り口にたどりつきました。ここまで来るのに行き方を拙い英語で必死で聞いたり、予約したチケットの確認が出来なかったり、乗り物の乗り場が分からず右往左往したりと数限りない困難がありました。

いつもそうですが、旅が終わってその行程を振り返ると、ドキドキしたり苦労したことほど印象に残っています。自分の足で旅した実感があるから、また次の旅行に行きたくなります。
(後編につづく)
