イギリスからのコロナ変異種が日本に上陸しているかもしれないという更なる脅威にさらされつつある現在ですが、平穏なお正月を迎えられるといいなと願う毎日です。
毎日ブログをアップすることを自分の脳トレルーティンとしているので、最近撮った写真を眺めながらネタを探します。自分は視覚的な刺激から興味が入っていくタイプなので、書きたい内容がパッと思い浮かばないときは、どうしても写真映えするネタを選んでしまいます。最近読んだ本にも「やりたいことよりも、まずやれることから始めよ」と書いてあったので、ついに広島旅行記その5を書くことにしました。
この旅行の一番の目的は、実はこの「ホームシック」という元乃木坂46のメンバー伊藤万理華さんの個展を見るためだったのです。二女にクリスマスイブには帰省してクリスマスパーティやろうと誘うと「用事があるからダメ」と断られました。彼氏ができてディナーにでもお出かけかなと思いきや、彼女は~坂とつくグループが大好きで、乃木坂46のwebのライブを一人でどっぷりはまって見るのだそうです。
そんな彼女が「広島に行こう」と誘ってくれたのです。もともとこの個展は渋谷パルコから始まって全国を回っていたのですが、近くのパルコで開催している時はコロナ第一波全開のころで、さすがに出かける勇気がなかったそうです。少し収まってきたころに広島で追加展覧会が発表されどうしても行きたくなり、私の都合がつかなければ一人で行くつもりだったそうです。
彼女に友達がいないわけでなく、クリスマスパーティも別の日に友達とやると言っていました。でも、行ってみたいお店やライブなど、友達を誘って都合をつけ合ってという作業が面倒なので、彼女が本当にやりたいことは単独行動だそうです。
以前中学校時代の友達と会って話をしている時「中学校時代はみんな友達と一緒に行動しないと不安でトイレも一緒でなきゃ行けなかったけど、あなたは一匹狼だったよね」と言われました。二女はその狼の血を受け継いでいるのかもしれません。
個展というので絵でも描くのかなと思っていましたが、全然趣の違うものでした。伊藤さんの好きな漫画家、映像作家やファッションメーカーとコラボして、真っ白なブースにスナップ写真の展示や変わった服を着てダンスを踊っている映像を流したりしてあります。かわいらしい主人公なのに、内容がゾワッとするような漫画や、それをミニムービーにしたもの。不思議な表現空間を楽しみました。
ショップもあり、娘は一万円以上もはたいていろいろ購入して嬉しそうでした。自分の若いころはバブル絶頂で、ブランド品などみんな同じものに価値を見出そうとしていましたが、現代の若い人たちの方が自分の好きなことを追及している面もあって、表面からはつかめないことが多いなと感じました。