手抜き生活

ストッケの椅子

一番上の子どもが離乳食を始めるようになった頃、チャイルドチェアが必要だと思い、慌てて近くの店で購入して実家で使っていました。丈夫で使いやすいいいものを買ったのですが、あまりおしゃれではないなあと少し不満でした。下の子が生まれた頃、ある雑誌でこだわりのモノを紹介していて3か月の赤ちゃんから大人までずっと使える北欧家具が紹介されていました。ノルウェーのストッケというメーカーのトリップトラップチェアですが、美しいデザインが一目で気に入り、上の子と下の子用に二脚購入しました。関税の関係なのか今よりも高価でかなりの出費でしたが、これなら家の中にずっと置いてあっても所帯じみた感じにならないなと納得していました。

うたい文句の通り、子どもの成長に合わせて座板などを組み替えてずっと使っていましたが、孫が生まれたので25年ぶりにチャイルドチェアとして使うことになりました。驚いたことに購入当時よりも北欧家具の人気が高まっていて、都会のおしゃれな店などで扱うようになっていました。仕様も多少変わっている部分もあったし、付属品がいろいろ売り出されているので買い足そうと思って調べてみると、パーツもかなりお高いし本体が古いものなので、新品にこだわる必要もないかなと思ってメルカリで中古を購入しました。数日後、息子が同じ椅子の新品が激安でネットで売っていると言うのです。調べてみると、デザインがそっくりな椅子をいろいろなメーカーが売り出していたのでした。 

孫が生まれてから、子どもたちが使っていたものを物置からいろいろ出してみました。ボロボロで捨てたものもありましたが、娘が孫に使ってくれると、昔のことを懐かしく思い出したりしてうれしくなります。新しいものも新鮮でいいけれど、親子二代で使い続けるものがあっても「高い買い物だったけど、これを選んでよかったね。」と言えるならば、それもまたいいことだなと自己満足しています。

 

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