手抜き生活

渋谷

娘は欅坂46がすきで、渋谷のパルコで写真展示をしているというので一緒に見に行きました。パルコは最近リニューアルしたのでおしゃれですっきりした感じになっていました。展示会場は屋上で、大きなパネルが展示してありたくさんの若い子たちが写真を撮っていました。ここは、屋上庭園になっていてひろびろゆったりしていて秋の風が気持ちよかったです。

娘の影響で私も欅の曲を一つくらい歌いたいなと思って、89歳のおばあちゃんとカラオケに週一で通いました。おばあちゃんは岸壁の母、私はサイレントマジョリティーを練習しました。ものすごくたくさんの歌詞がぎゅう詰めになった曲で、節の中に当てはまるように歌おうとすると、ブレスする間がなく途中で酸欠になってしまうくらい激しい曲です。1年かけてようやく歌えるようになり、歌うたびにおばあちゃんが「あんた、上手だね~!」とほめてくれるので「歌がうまいおばあちゃんの娘ですからね~。」と互いにほめ合って満足しています。

香港のアグネス・チョウさんという民主活動家の女の子が、サイレントマジョリティーの歌詞が好きだといつかテレビのインタビューで言っていました。大勢に吞まれずに自分の意思を強く持てと訴える内容ですが、十代から活動を続けている彼女の生き方にぴったりです。ただ、香港情勢はかなり危うい状態なので心配ですが、人生これからという彼女がずっと輝き続けていってほしいと願っています。

パルコに行った後町をぶらぶらしていると、細い路地に入りました。娘が、ここはスペイン坂だよというので、ああここが数十年前自分も憧れた渋谷の名所なんだなあと懐かしく歩いていると、サングラスのお店が目につきました。店先に小さなテーブルが置いてあってそこに「かけたらトイレに入れます」と書いてあります。サングラスを試着するとトイレを貸してくれるなんて親切なサービスだなあと思ってよく見ると「かけたらトレイに入れてね」でした。試着した人は消毒のためにこちらに入れてねという意味でした。娘たちとゲラゲラ大笑いでした。

こういう勘違いは上の娘にもよくあって、渋谷駅のあたりにもどって来たとき「ここのビルであずき島の物産展やってるよ」というので看板を見ると「小豆島」です。「あの~これはしょうど島なんですけど…」というと「またやっちまった!」とがっくりしていました。結構堂々と読み上げていたので、近くを通りがかった人はプッと吹き出したかもしれません。「でもこまめ島と呼ぶよりはレベルが上なのかもしれないね。」と言ってあげましたが、慰めになってないようでした。忘れないうちに娘の名作勘違い語録をつくらねばと思いました。

 

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