ヨーロッパ周遊旅行の予定では、パリ5泊でたっぷりと美術館巡りをする予定でしたが、体調不良でほとんどホテルで寝込んでいました。
パリ4日目もかなりヨロヨロでしたが、タクシーで行き来すればなんとかなると思ってホテルを出てポンピドゥーセンターにむかいました。
ヨーロッパの天気はほとんど雨か曇りですが、この日も小雨の降る寒い日でした。
バルコニーに設置された鉄の作品のはるか向こうにサクレクール寺院のシルエットが見えます。
ヨーロッパの美術館では、入り口付近に折りたたみいすがいくつか置いてあって無料で借りられます。
車いすに乗せてもらうほどではないですが、自分は立って広い館内を見て回る自信がなかったので、これをもってところどころに椅子を置いてぐるりと部屋の作品を見たりしました。
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上の部屋は確かアンドレブルトンの部屋の再現だと思います。
35年ほど前にポンピドゥーセンターを訪れたときは、最新でユニークな美術館として注目されていて、ジャン・ティンゲリーの作品がたくさん置かれていたような気がしますが、今は時代の流れとともに最近の新しい作品が展示されていました。
思った以上に体力が続かなくて、作品の写真もほとんど撮ることができませんでした。
いつかまたパリを訪れることができたら、今度こそ元気に現代美術の作品を堪能したいと思います。