旅行

小布施 蔵部

長野県の小布施は栗がたくさんとれるところなので、栗きんとんが有名です。また、枡一市村酒造場という江戸時代から続く大きな蔵元があります。

ここはたくさんの蔵を所有していたので、蔵を利用して高井鴻山記念館、蔵部という料理店や枡一客殿というホテルを経営しています。

高井鴻山は枡一酒造の主だった人で、画業に優れ、当時の俳人や文人画化などを招いてサロンのようになっていました。そこへ葛飾北斎を招きたくさんの作品を残したので、枡一酒造の隣に北斎美術館があります。

この辺り一帯は散策路なども整備されて、小布施観光の中心地となっています。

栗の木のイガはまだ青々として柔らかく枝の上でたわわに実っていて、秋に熟すのが楽しみです。

近年は栗きんとんや栗羊羹などの和風の甘味だけでなく、モンブランのブームになっていて、枡一酒造の敷地内にあるモンブラン専門店はすごい行列です。

注文を受けてから絞り器に栗ペーストを入れ、栗クリームの上に細いペーストをかけていくので、持ち帰りができないその場限りのモンブランです。栗の産地だけあって栗は冷凍かもしれませんがすごくいい香りを楽しみながら頂きました。

息子が昔から大好きな高井鴻山の妖怪の絵がついた団扇をお土産に買って帰りました。

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