手抜き生活

祝成人

今年は二女と姪っ子が成人し、式に参加しました。二人とも住む市が違いますが、例年は市内一同に開催する式を、共に午前午後に分かれて短縮の式となりました。それでも晴れ着を着ることができて幸せかもしれません。

近年の成人式は昼は振袖を着て式に参加し、夜は広い会場でドレスを着てパーティーなのだそうですが、これは3月に延期になりました。それでも、必要だからとドレスも買いました。7年前の長女の時は、彼女が無頓着だったせいなのか、夜の会は居酒屋で平服でした。

女の子は成人式準備に結構お金がかかります。長女の時は、本人がどうしてもと言っているわけでもないのに、初めてのことでよくわからず、成人の2年も前に近所の呉服店の方がみえて、誘われるままに展示会を見に行きレンタルで長女の好みのブルー系の地色の柄を選びました。でも、私が成人の時に着た振袖と襦袢も着てもらいたかったので、38年前の振袖と襦袢を娘の身長に合わせて、洗って仕立て直ししてもらい、19歳の正月に着せました。成人式シーズンのレンタル料はびっくりするほど高く、直しとレンタル料、草履などの購入額を合わせると60万円ほどかかりました。

後で考えればもっといい方法があったかもしれませんが、それほどまでお金を掛けないといけないものなのかな?と疑問に思いました。3年前の長女の結婚式では、姪っ子二人と二女の三人分の振袖を準備しなければいけなかったので、いろいろと調べてみました。すると、オフシーズンなら髪飾り以外に必要なものすべてがセットになって振袖が3万円くらいからレンタルできることが分かりました。二人分は私と私の妹の昔の振袖で一人分だけレンタルしました。

2年前の上の姪っ子の成人式と今回も、古い振袖でいいと言ってくれたので全くお金をかけずに準備できました。長女の時に仕立て直しした分の元は取れたかなと思います。

また、私と妹に振袖を仕立ててくれた実家の母は、自分が選んだ着物を孫が着てくれたので本当に喜んでくれました。振袖の準備は、美容室の予約からいろいろと大変ですが、おばあちゃんが喜んでくれたので、苦労したかいがありました。着物が大好きで目利きだった母は、38年前そんなに高い振袖でなくてももっと安い着物でいいのに、と思うほどいい振袖を誂えてくれました。現代でも結構イケるなと思い、当時の母の頑張りに感謝です。

 

 

 

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