手抜き生活

骨董市

夫が骨董市巡りが好きで、ときどきくっついて行きます。どの骨董市も似たようなものばかりが延々と並んでいるのですが、その中にキラリと輝くものや、以前は興味なかったのに急に気になりだしたものなど、自分にとっての掘り出し物がたまに見つかります。

私は骨董的な価値のあるものよりも、ちょっとレトロな生活用具などが好きで、値段もそう高くないのでつい買ってしまいます。サビサビの洗濯もの干しは1500円でした。日本のものらしいのですが、さび具合がいい感じなのと洗濯ばさみがかなりしっかりしていて気に入りました。きれいなハガキなどをぶら下げてみようかと思って買ったのですが、この本体をぶら下げられる場所が家の中に見つからなくて困っています。

次に目についたのは、壁掛けフックです。陶器の土台部分がかわいらしい形と透明感のある黄緑色がきれいで、一個500円でした。どれも値切るのが申し訳ないほど安いので、5000円以下のものは基本値切りません。なかなか大阪のおばちゃんみたいに「ちょっと勉強してや~」なんて言えません。

そして、アンティークボタンのブースで、黒いガラスボタンを買いました。以前テレビでチェコガラスのボタンを求めてバイヤーの人が買い付けに行く様子を放送していました。手の込んだ細工ガラスのボタンは今では職人が少なく、古いものしか残ってないので貴重なのです。裏の糸通し穴は、割れないように金属で補強してあります。店の人はチェコガラスと言ってましたが、台紙にはUKと書いてあるのでどっちなのかな?よく見ると縁っこが少し欠けているので、3000円とお値打ちなのだそうです。

骨董市で買ってきたものをどんな風に使うか考えるのも一つの楽しみなのですが、なかなか決まらず買ってから数年間家の中で放浪することが多いのです。今日買ったモノたちは家のどこに収まっていくのかという変遷や、買った時の思い出、お店の人の話などいろいろとストーリーが生まれます。

骨董市やフリマーのもう一つの面白さに、店の人やお客さんの服装がユニークなところにあります。以前ドラキュラ伯爵の服装にシルクハット、口から牙を生やしメークも施した人がいました。更に黒い西洋の棺桶型の車輪付きバックをゴロゴロと引いていて目を引いていたので、コスプレもお金がかかりそうです。骨董市はその場に行って見る楽しみが一番多いのです。

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