金糸梅（キンシバイ）

梅雨時の雨の庭で、ひと際鮮やかな黄色の花を咲かせてくれるのが金糸梅：キンシバイです。先日娘が「雨の日に公園へ行ったら、この花がすごくきれいだったけれど何の花？」と聞いてきたので、ついキンレンカと間違えて答えてしまいました。

キンレンカはナスタチウムの和名だそうです。丸く柔らかい黄色やオレンジ色の花を咲かせてくれて、無農薬で育てられれば食べられる花：エディブルフラワーとなります。一度庭で育てましたが、人間が食べられるほどなので虫にとっても美味しいから、虫食いだらけ穴だらけになってしまいました。レストランで出されるナスタチウムは、きっと虫が入らない温室などで育てられたのでしょう。

一方キンシバイは、食べられませんが雨や蒸し暑さ、虫にも強く庭を明るくしてくれる上に、茶花としても使えるのでありがたい存在です。家の庭にも欲しいなと思っていましたが、ご近所さんにたくさん咲いているので、今のところそれだけで満足しています。

6月の花とされていますが、昨日に引き続き今日もかなり暑くなりそうなので、見頃の花期があっという間に過ぎてしまいそうです。