旅行

赤福餅と御福餅

三重県の伊勢神宮に行くと、おかげ横丁という伊勢土産などを売る店などがたくさん集まった江戸時代の風情を再現したエリアがあります。そこにある赤福餅の店の前はいつも行列ができています。さっぱりした甘みのこしあんを柔らかいお餅の上に乗せたこのお菓子は、昔から有名で私も大好きです。

先日伊勢に行ったついでに夫婦岩で有名な二見浦に行ってみました。昭和三十年代はかなり繫栄した観光地だったようですが、何となくさびれた感じがしました。ここでも赤福餅の店がありましたが、赤福餅とよく似たおもちを売っている御福餅というお店が、SNSで評価が高いそうでこちらへ行ってみました。御福餅は今まで何となく赤福餅をパクった店というイメージがあったのですが、こちらも江戸時代の創業で味わいのあるりっぱな建物でした。店の中で従業員の方が手作りでお餅を作っている様子をガラス戸越に見ながら、つくりたてをいただきました。東京にもお店があるようで、パンフレットを見ると洗練された感じでした。

ここでしか食べられない3色もちと御福餅と透き通るぜんざいを食べました。どれもとてもおいしくて、お餅がちゃんともち米の味がしました。近年のこういう類のお餅は、いつまでも柔らかくて食べやすいのですが、トウモロコシの粉をかなり使っているそうであまりもち米の風味がしないのが不満でした。御福餅の新製品で中外が逆になった大福もちみたいなお餅もお土産に買って食べてみましたが、やわらかいのに風味があってとても気に入りました。

 

 

 

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