数年前までは、毎年お彼岸の前日か当日の早朝にお墓参りをして、親戚がお参りに来ても花がなくて買いに行かなければならないということがないようにしてきました。
でも、いざ行ってみるとお墓の周りは雑草だらけになっています。手入れをしなければいけないお墓は3か所あるので、草取りから始めるとお線香を上げるまで一時間半はかかってしまい焦ります。
本当は車で一時間半ほどの場所にもお墓があって、こちらの方は江戸時代からある古いお墓が十数個、花を生ける場所が11か所あって年4回手入れに行っていました。でも、あまりにも大変なので、数年前からお寺に管理費を払って手入れしてもらって、お参りは年一回くらいにしたので、ずいぶん楽になりました。
それでも、家の近くのお墓は、少なくとも正月、春と秋のお彼岸、義母の命日、お盆の5回は行くことにしているので、直前に慌てて行って、手入れとお参りを合わせて一回で済ませようとすると、バタバタするし蚊にさされるし汗だくになるしで、バテてしまいます。
そこで、朝のサイクリングを兼ねて事前に余裕をもってお墓の手入れだけをしに行くことにしました。朝五時半にお墓に行けば一時間半かかっても7時には終わるので、蚊取り線香さえしっかり準備しておけば、涼しいうちに作業が終わります。
ただ一つ問題なのは、お盆と秋のお彼岸の日中はかなり暑いので、一日で花がしおれてしまい、当日まで花がもたないことがあるのです。そこで、事前に家で咲いている花やハランなどと、お店で売っている小菊などを組み合わせて小さい墓花をお供えしておいて、当日の早朝にちゃんとした花を生けに行くことにしました。
アイキャッチ画像は、お店で買った小菊を入れる前の段階です。ちょっと貧相ですが、この後小菊を差し込んだら結構ボリュームが出ました。でも写真を撮るのを忘れてしまいました。
お彼岸当日まであと三日ですが、できる限り毎日お墓までサイクリングをしてお参りに行き、水を入れ替えて当日の墓花に合わせられる花が少しでも残るといいなと思っています。