ガーデニング

狭い・暗い・蒸れる庭を克服する3つの方法‥その1

多くのガーデナーが抱える庭の悩みとして、狭っ苦しい、日当たりが悪くて暗い、風通しが悪くて蒸れることなどが挙がるのではないでしょうか。

我が家は、正にその三重苦を兼ね備えた庭です。昔から色々な花や木を購入しては何度もダメにしてきました。

でも、植えられる面積が限られているのに、ホームセンターで可愛らしい花の苗を見つけると買わずにはいられません。

長年失敗を繰り返して、近年ようやくこれなら何とかお洒落で手入れが楽チンなガーデニングができそう。という方法を3つ見つけました。

その1「レンガやウッドパネルなどを敷いて、ドライエリアを広く取る」

なーんだそんなことか、と思われそうですが、これは日当たりが悪くて湿気がこもりがちな庭に最適です。可愛い花をズラリと並べて地植えしても、元気よく育たず悩んでいましたが、50センチ四方くらいの小さなスペースでもいいので、レンガを敷いて小さな花の鉢を一つ乗せるだけで、いい感じになります。これなら、花の元気がなくなってきたら鉢を別のものと入れ替えるだけでおしゃれな空間が維持できます。

上の画像は、約20年前に家を建てたときに、レンガを1パレット分購入して、自分で並べて作った通路兼植栽スペースです。

通路の奥に小さな庭があるのですが、そこは土のままで長年ぐちゃぐちゃしてまとまらない悩みがありました。この通路を通って裏庭の作業をしに行くのですが、ある日ふとこの通路を何とか直したいと思ったことはないなあ、きっとレンガで空間がスッキリとまとまっているからなんだなと気づき、裏庭も植物が上手く育たない場所などにレンガを敷こうと思いました。

とりあえずホームセンターで100個のレンガを買い、裏庭の中心を通路になるように並べたら、家族や知人に大好評でした。それまでは精魂込めて世話をして咲いた綺麗な花を庭に並べても反応は今ひとつだったのに、レンガを並べただけで、皆口を揃えて褒めるのです。こんなことなら花の苗に沢山お金を使う前にレンガを買っておけばよかったと思いました。別に褒められたくてガーデニングをしているわけではありませんが、長年ガーデニングの成果を無視されてきた自分には、枯れ果てた砂漠に降ってきた恵の雨のように新鮮で嬉しかったのです。

おすすめのレンガ

難点はレンガが重いこと。初め100個、その後もう少しもう少しと買い足して結局500個買いました。でも画像の手前部分にもまだ欲しいけれど、買いに行くのがとても面倒。1人で車に積むのも重労働なので、息子を動員して手伝ってもらったことを考えると、業者などに1パレット分頼んで自宅まで運んで貰えばよかったと後悔しています。

 

ウッドパネルのスペースも作りましたが、それについては別の機会に書きたいと思います。

レンガでドライエリアを作る場合の3つのポイントまとめ

①まず気に入ったレンガを6個くらい購入して、庭のフォーカスポイントになりそうな場所に敷いて、自分のイメージに合うかどうか様子をみる。(大量購入する前にやっておいた方がいいです)

②レンガは並べ方によって印象が随分変わるので、一度敷いてその後やり直しがきくようにセメントですぐに固定しない。(我が家は半年後に一部分だけ固定して、後はいまだに並べてあるだけです。色々な用途に使えるので、その方が便利です。また、レンガの下に土が入っていたビニール袋を切り開いて敷いておくと、雑草が隙間から生えるのを防ぐことができます)

③おすすめの並べ方は円形です。画像のように数個の円形を作っていくと、庭にフォーカスポイントがいくつもできて、視線の導線が生まれ、狭い庭でも奥行き感が増します。

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