ガーデニング

浜名湖ガーデンパークの30万本のネモフィラの絨毯

昨年の秋にネモフィラの種を植えたので、この春は我が家の庭にネモフィラがたくさん咲いています。わすれな草やネモフィラは、爽やかな青空のような水色の花色をしているので、春の花壇にはこれがあると一層春らしさが増します。

そして、ここ数年で大きな公園で、ネモフィラが一面に咲くエリアを作り、それを売りにするところが増えてきました。一番有名なところがひたちなか海浜公園です。いつかは行ってみたいと思いますが、ある程度近場でもけっこうあります。

たまたまちょうどいい時期に浜松に行く用事があったので、今年は浜名湖ガーデンパークに行くことにしました。4月2日から6月5日までスプリングフェスタ2022がひらかれています。ここは、2004年と2014年に浜名湖花博覧会が行われた場所です。2004年の夏には家族旅行で訪れた覚えがあります。

博覧会が開かれていた時は駐車場だったと思われる広大な敷地が、芝生広場になっていました。ここでは、家族連れなどが寝そべったり、お弁当を食べたりしてくつろいていました。

博覧会という名がつくだけあってかなり大きなイベントだったので、とにかくだだっ広い、暑い、人が多いという三拍子そろった状況でした。花を観賞するというより、疲れた思い出ばかりが思い出されます。それでも子どもたちが遊具などで楽しく遊んで、とりあえず家族サービスはできたという感じでした。

家族で訪れた思い出の場所は、ほとんどがそういう大変だった思い出ばかりです。でも、大人だけで行った旅行はあまりいろいろと思い出せないことが多いので、子連れの苦労が今に残るいい思い出ということかもしれません。

今回は、まだ暑くなる直前だし、ネモフィラ絨毯も見られるとあってかなり期待していました。ネモフィラは7分咲きという感じでしたが、一面に広がる水色の絨毯をたっぷり楽しむことができました。所々、白いネモフィラや紫色の花が植えられていて、何かの絵が描かれているのだろうと思いました。

展望塔に登ってみると(大人300円)眼下に広がるのは、ネモフィラの海の中を泳ぐ紫のイルカと園のキャラクター「のたね」の図柄でした。そして、海の上にはこれもネモフィラの青空にカモメが飛んでいるのでした。なかなか壮大な図柄です。

北側にある芝生広場には、今年の干支であるトラの絵が描かれていました。上に上がった人だけが眺められる光景です。

4月10日は快晴で、日中は25度くらいになるいう予想通り、日陰を歩くと涼しく爽やかですが、日のあたる場所はちょっ歩くだけでばてそうです。自動販売機のアイスクリームは全て売り切れで、キッチンカーのかき氷店には行列ができていました。

ガーデンパークの一番の見どころは、最も奥にある花の美術館とモネの庭です。でも、タワーから歩いて行くとかなり距離があります。

ファミリー自転車という4人乗りの自転車を乗っている人たちがとても楽しそうなので、借りに行きましたが、ぎりぎり受付3時を過ぎてしまい乗ることができませんでした。

頑張って歩いて行くことにしましたが、園の中央を流れる運河をスイスイと遊覧船が行くので、帰りはこれに乗って帰ることを期待して、園の一番奥に進みました。

それでも道中は、珍しい花や昔の博覧会の名残のイタリア庭園や中国庭園もあって、なかなか見ごたえがあります。菜の花がたくさん咲いている場所もありました。桜は散っていて、八重桜や桃の花が満開で、特に目立ったのが濃い紫がかったピンク色に染まった木です。

これは、ベニバナトキワマンサクという木で、花もピンク色なのですが、新芽と葉も紫がかった色なので、木全体がピンクに見えるのです。近所の家の生け垣にこれが使ってあって春になると、ピンクの塀ができるのでずっと気になっていたのでした。

花の美術館については次のブログで書くことにして、帰りの遊覧船は一人片道600円で、行きは30分ほどかかったのが、ゆっくり進んでも5分で駐車場近くの船着き場まで帰ることができました。

船上からの景色も優雅で、石橋をくぐったり、花畑や小屋の脇を通ったり船ならではの風景を楽しむことができるので、これはお勧めです。

 

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