梅雨時は連日の雨で、植木もぐちゃぐちゃしてきてしまいます。キンレンカや半夏生などの茶花は、こういう時期こそしっとりとした美しさを発揮しますが、どうしても洋風な植物に目が行ってしまいます。
わが家の裏庭は昔和庭園だったので、当時から植えられていた万年青(おもと)などは、凛とした姿が庭を引き立ててくれます。冬場などはほとんど日が当たらなくても元気だし、赤い実がうまくついてくれると、年中庭の脇役として活躍してくれます。株分けして増やした小鉢は、枯れたパンジーの代わりに次の花が準備できるまでは、ハンギングバスケットを埋めてくれます。
万年青と同じ使い方でアロエも株分けして、夏場に花が不足がちな空きスポットを埋めるのに役立ちます。
斑入りのトベラも葉が美しいので、ハンギングバスケット救助隊として、選定した小さな枝を挿し木にして増やしつつあります。(アイキャッチ画像)
様々な緑の色合いを組み合わせると、花では表現できないような微妙なコーディネートができるので、結構ハマりそうな予感がします。