刈谷市の市原神社は、千年以上の歴史があるそうで近隣では由緒正しい大きな神社です。でも、お参りに行くのは、一年に一度お正月くらいです。
近年はいろいろな神社で境内に風鈴を飾ったりライトアップするところが増えて、信仰の対象としてよりも観光的に人々が集まるイベントがよく催されます。それは何か特別な目玉があって人々がたくさん訪れる神社仏閣だけだと思っていましたが、近くにそういう取り組みをしている神社があるとは全然知りませんでした。
夏詣のことは、娘が友達から聞いて知ったのですが、昨年くらいからお盆の時期辺りに行っているそうなので、夜行ってみました。鳥居をくぐり幻想的な灯りの通路を通っていくと、その先に風鈴がたくさん吊り下げてあって、夜風にリンリンと涼しげに鳴り響いています。
風車がたくさん飾られた一角もあり、昼間も行った娘の写真にはいい感じで写っていましたが、夜はほとんど見えませんでした。
昼間は浴衣を着た親子連れなどもいて、けっこう人が訪れていたようですが、夜間は自分が行った時間が9時頃だったせいもあって、ほとんど人気がなく屋台のお店も閑古鳥が鳴いていました。
風情があってなかなかおもしろいイベントだと思いますが、あまりにも知られていないので残念です。もう少し宣伝方法を工夫してたくさんの人に来てもらえるといいのになと思いました。