娘の東京お気に入りスポットは下北沢です。東京に行く度に娘が楽しそうに出かけるので、先日気になるユーズド着物の店に行ってみましたが、町全体がすごいところでした。
細い路地が駅周辺に縦横に走っていて、どんなに細い路地にも若者向けの雑貨店や、ユーズドの店、意味不明な店がびっしりです。50超えたおばさんがフラフラショッピングを楽しむのは何となく気が引けて落ち着けませんでした。
娘がまた下北沢でいいもの買って来たからあげるよと言って渡してくれたのが、この茶色い紙袋でした。何かもじゃもじゃと描いてあって円形を成しています。顔を近づけて見ると、小さなペンギンやらアルパカやらがぎっしり描かれていて、一つ一つ違った表情をしています。
うわぁかわいいなあと思いながら、中の物を取り出すと布の手提げ袋が出てきました。爽やかな青い葉っぱのプリント模様ですが、よく見るとこの葉っぱの間にも何やら描いてあります。
もこもこの頭をした犬がびっしりとあちらこちらを向いています。でも、よーく見ると時々違う品種の犬も混じっています。自分はそれほど可愛いグッズに目がないわけではないのですが、これは見ていて楽しくなります。
調べてみるとマーブル・シュッドという衣類メーカーで、単独でかわいいというよりも、小さきものが風景の中にちょこちょこと覗いているような、よく見るとかわいいぞというものたちをプリントしてあるものがたくさんあるようです。
下北沢も、小汚いユーズドショップだけでなく、こぎれいでおしゃれな店もあるのだなと妙に感心してしまいました。これならば、このメーカーを知っている人か、近くでよーくのぞき込んだ人だけがこの可愛さを味わうことができるので、おばさんでもこっぱずかしい思いをせずに使えます。