手抜き生活

収納とインテリア性

24年前念願のマイホームを建てました。

家を建てる前から、自分の趣味は理想の家の間取りを考えることでした。何もやることができないけれど少しだけ時間があるというときは、自分の頭の中にいろいろな間取りを構成して、家を建てるならあれをこうしてこれをああしてといつも考えていました。

そして、できればセンスのいい設計事務所に設計を依頼して、当時最先端のお洒落な建築手法だったコンクリート打ちっぱなしでモダンな家にしたいと思っていました。

けれども、自分たちの稼ぎではとてもそんなことができるはずもなく、近くの住宅展示場へ行き、自分の好みに合うハウスメーカーを探すのが精一杯でした。

そんな中で見つけたのがミサワホームで、天井が高く柱や建具がシンプルで洗練されているので、お気に入りの家具などとも調和がとれると思い、他のメーカーよりやや設定価格が高かったのですがここに決めました。

契約書に印を押す日は、ちょうど長男の1歳の誕生日でしたが、その瞬間の感動は今でも忘れません。

そして、24年目にしてずっと不便に感じていたキッチン流しの上の棚の扉を取り外しました。以前からこの扉の開閉がネックで、食料品などの収納ができず何度も取り外そうとしたのですが、構造が複雑すぎてできなかったのです。だから取り外したというよりも、半分こわして取ってしまいました。

バキッという取り付け具の割れる音とともに扉がはずれ、オープンですっきりとした棚になりました。中は長年の汚れと賞味期限のとっくに切れた数年前の調味料などが表れました。それらを整理すると、今までの3倍は活用できそうで、気分もすっきりです。

以前は、怖くてできなかったことも、24年も経つと修復や取り換えの必要なところもでてきて、多少壊れてもやってしまえという気になります。

収納の便利さとインテリア性は相反することが多いのですが、これからもお世話になる我が家の快適性を求めながらもちゃんとメンテナンスしてきれいに大切に住んでいこうと考えています。そして、次はどこを改造しようかと家の内外を見回しています。

 

 

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