子どものいる風景

冬のヒーロー、工事現場の「働く車」たち

♪働く車~色んな車~、どんどん集まれ働く車~♪

こんな歌が昔我が家にあった子どもの歌大全集CDに入っていました。工事現場では、ショベルカーやダンプカーが豪快に地面を掘り起こしたり、運んだ土をザーッと降ろしたりする場面は迫力があって、小さな男の子は働く車に憧れるようで、こんな歌ができたのだと思います。

先日行った公園でも、5,6歳くらいの男の子たちが、乗って遊べるダンプカーに乗って、広場中を走らせたり、荷物を積んで工事現ごっこ場遊びをしたりして、すごく楽しそうに遊んでいました。

そこへちょうど1歳児の孫を連れて行ったのですが、仲間に入れてもらいたくてそのお兄ちゃんたちを一生懸追いかけていました。1歳児と5歳児では運動能力に大きな差があるので、全然追いつけないのですが、そのスピード感が楽しくて相手にされなくてもずっと憧れのまなざしを送っていました。

先日雨の日に家の中でも遊べるようにと、小型で軽いバギー買ってやり、それを楽しそうに乗り回しているのですが、ダンプカーだったらもっと多様な遊び方ができたかもしれないなと少し後悔しました。

1月~3月になると、市の工事予算調整のためか、あちらこちらで道路工事が行われます。大きな道路やビルの工事現場では、背の高いクレーン車やロードローラーなどが働いていて、子どもたちも遠巻きにその工事現場の様子を興味津々で眺めています。

わが家のすぐ前の道でも電線埋設の工事が始まり、やや小型のショベルカーなどが地面を掘り起こしたり、ダダダダダダッと大きな音で地面を割ったりする機械で作業員の人たちが作業をしています。

近くに幼稚園もあるので、その帰りには工事現場の赤いコーンのすぐ脇まで近づいて幼稚園児の男の子たちが食い入るように長い間作業を見つめています。この時ばかりは、作業員のおじさんたちはヒーローのようにさっそうとショベルカーで自由自在に土を掘り返したりして、憧れの視線を独り占めしています。巨大な作業車よりも、小型車の方が作業の様子が間近で良く見えて、小さな子たちにはワクワク感が倍増という感じです。

孫も、毎日その作業を見るのを楽しみの一つとして外遊びに出かけます。冬はどこへ行っても工事に出くわすので、いつもなら「うるさいな、道も通りにくいし早く終わってくれないかな。」と思うのですが、小さな子のいる親にとっては働くヒーローを見せられるいい時期なのです。

 

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