4,5年前から5本指靴下を愛用しています。慣れない内は足の指を無理やり広げられている感じで違和感があるのですが、一か月ほどで病みつきになります。足の指一本一本で大地に立っている感覚があり、目をつむって片足になると5秒も立っていられなかったのですが、地面をぐっとつかむ感じで10秒はいけます。(それでも少なすぎですね)何よりも夏の蒸れる時期は指がくっつかないので快適です。たまにおしゃれ用の普通の靴下をはいて出かけると疲労感が半端ないので、内側にくるぶし丈の5本指靴下を重ねてはいてます。以前ははだしになっても足の指がみんなくっついていて、自由に指を広げられませんでした。今は常に隙間がある状態なので、冬場以外はいつもはだしです。
5本指靴下も探すと結構おしゃれなものがあり、旅行に行ったときホテルの売店でご当地柄の面白いものを探す楽しみもできました。私は足の親指の爪が反り返っているので、靴下にすぐ穴が開いてしまうのが悩みでした。5本指は均等に指先の圧力がかかるので穴が開きにくくなって、長持ちするのがうれしい発見です。自分にとってはいいことづくめなので、いつもこれをはいているのですが、出かけたとき座敷などに上がると、5本指の足を不気味に思う人がいるので気を付けなければと思っています。もう一つのデメリットは、骨から伸び伸びしてしまったせいか、以前のパンプスがはけなくなってしまったことです。ちょと前「#KuToo」運動というのが話題になっていました。ハリウッドから始まったセクハラに抗議する「#MeToo」運動をもじって、「靴」と「苦痛」をかけてもじった造語らしいですが、就活する女子大生は男子との差別に加えて足の苦痛、更に最近はコロナによる就職難の三重苦で大変だなと思います。
だれか、5本指靴下をはいてもおしゃれに見えて痛くなく、欲を言えばお手頃値段の靴を作ってほしいなあと思います。