以前娘が住んでいた世田谷のマンションの7階からは、天気のいい日は富士山が見えました。その富士山の手前を塞ぐように大きな山脈があり、あれはどこの山だろうと思っていました。その娘が神奈川県に引っ越すと、それは丹沢山系だということが分かりました。
丹沢大山国定公園は東京から高速で1時半くらいの郊外なのに、とても自然豊かで温泉地などもあります。先日娘がいいところを見つけたというので、連れて行ってもらったのは日向渓谷でした。
渓流でマスやイワナが釣れるところもありますが、川から引き込んだ新鮮な池で釣りをしてそれを調理してもらえるところに行きました。
娘と息子が釣竿を借りて食べる分だけつるのだと意気込んで、なんと30分くらいの間に10匹くらい釣りました。釣りをしなくても、店で頼めば料理を食べられます。後で計算してみると釣り竿と餌代の分だけ高くなるので無理に食べる分を釣らなくてもよかったのですが、二人はかなり楽しんでいたのでそれも良かったのかもしれません。
孫はまだ小さいため、池や川の周囲を歩くのを楽しむだけでしたが、幼稚園くらいの子が釣りを楽しんでいたので来年くらいは釣り竿を持たせると喜ぶだろうと思います。
塩焼の他に唐揚げやカモ肉を七輪で焼いて食べることもできて、川のせせらぎを聞きながら釣ったニジマスを食べるなんて最高のごちそうです。
席がそれほど多くないので、お昼近くに来た人たちは、釣りをするのも待たなければいけないほど盛況でした。
すぐ近くからハイキングに行けるコースやうつむき地蔵、車で10分くらいの所には日向薬師もあって楽しみ満載でした。