4年ぶりに静岡県袋井市の下垂ゆりの園に行ってきました。今年は夫と娘とそれぞれ一緒に行ったので、スカシユリが満開の時と後半のハイブリットの大輪が満開の時の2回も訪れました。
園の入り口から100メートルほどに生メロンジュースのおいしい喫茶店に入りました、ここは喫茶店に入らなくても駐車料金100円でとめられてお得です。50メートルくらい先は300円、園の真ん前は500円でした。
この広大なゆり園に入ると、壮大な百合の風景にいつも圧倒されます。初めて来た娘も「すごい、すごい!」を連発しながら写真を撮りまくりでした。
ハイブリット種は人の顔位もある大きさといい香りでその魅力を発揮しているし、黄色一面の丘や、白一面の谷、色とりどりの山の斜面、最後の虹のような色の帯状の丘など、散策しながらテーマごとに違った味わいを楽しめます。特にアジサイがたくさん咲いているエリアでは、アジサイとのコラボが美しくて気に入りました。
出口前の百合販売所では、スカシユリ一鉢500円ですが、三鉢で千円というお得価格だったので六鉢買って家で寄せ植えにしました。もうじき咲きそうなので楽しみです。
丈が短い苗やハイブリットの豪華な八重の百合もあったので、来年はこちらにチャレンジしてみようと思います。
販売所で百合の世話をしていたおじさんに、4年前にもここで苗をたくさん買ったけれど、半分以上ダメになってしまったのはなぜなのか聞いてみました。
丈夫なのはスカシユリの黄色系の苗なのだそうで、毎年咲かせて増やしていこうというならこれがおすすめだそうす。また、冬場は水をやらず表面がカラカラに乾くくらいがよく、水分の多い土の中では球根が溶けてしまうこともあるそうです。
私は、球根がカナブンの幼虫やナメクジに食べられてしまったのだと思っていましたが、それだけでない理由が分かり、今度の冬場の管理に役立ちそうな情報を得ることができました。
園のお隣は可睡斎というお寺で、風鈴祭りと称して境内は数百の風鈴のリンリンという音が何重にも重なりインスタ映えしそうな感じでした。ここで、ゆり根の天ぷらがつく精進料理を頂きました。
食堂では中庭を囲んで席が設けてあり、中庭には境内のカラフルな風鈴とは一味違い、赤い風鈴で赤富士を象った展示と、青い風鈴で滝を象った展示がされていました。
最近お寺を訪ねることが多いのですが、どのお寺もいろいろな人に訪れてもらえるように工夫しているのだなあ、お寺の経営も大変なんだろうなあと妙に感心してしまいました。