数年ぶりに浜松のスペイン料理店に行こうという事になり、調べてみると以前の場所から移転したようです。予約をして訪れてみると、数店が庭の中に点在する複合施設内にありました。
（上画像２：当日5人で訪れたので、三人分のセットと二人分のセットを頼みました。前菜の盛り合わせは、どちらのセットにもついてきてボリューミーです）
サーラという住宅関連の店舗も含まれているので、多分サーラのコーディネートによる構成だと思いますが、全店舗に共通するテイストの建築と庭でおしゃれにまとめられています。
（上画面３：一見普通の庭木ですが、枝の先端の葉が赤く色づいていて、グリーンと赤のコントラストの面白さが楽しめます）
駐車場を降りると、木々の間に設置されたスピーカーからボサノバのような、ゆったりとしておしゃれな曲が流れていて、ワクワクする楽しいムードを演出しています。
上画像４：複合施設全体は一度には見渡せず、エントランスに植えられたおしゃれな木や花に囲まれた細い通路を入っていくにしたがって、内部がみえてくる構造です。
（上画像５：多分エゴの木かなと思いますが、斑入りの葉で暗くなりがちな木立に明るさを加えてくれます）
建物は、4つあって一番大きい個性的なデザインの建物はケーブルテレビ局です。残り３店舗は全て平屋でコンクリート打ちっぱなしの壁と大きなはめ込みガラスの窓でモダンかつ開放的に感じられます。
（上画像６：ピンクッションの一種だと思いますが、花房が球形ではなく円錐形になっています。葉色はつやつやして形もユニークで葉だけでも楽しめます。この庭に植えられている植物は、オーストラリア原産の植物ばかりではありませんが、こういう珍しい色や形の植物に娘と私は今ハマっています）
アイキャッチ画像６：一番奥まったところにエルカミーノがあります。この場所までに様々な小さな階段やスロープが張り巡らされていて、正面入り口は行ってすぐに階段がありますが、外のデッキ席側はスロープがあるので、ベビーカーなどでもそちらから店内に入れそうです。
（上画像７：松ぼっくりの実のようですが、よく見るとグロテスクな形をしています。真っ赤なブラシのような花をつけるブラシの木の花が終わっていたので、その実なのかな？）
（上画像８：ヒノキの葉のようですが、これも所々斑入りとなっています。この庭には、花屋では見たことがあっても、地植えされているものを見るのは初めてという植物ばかりで、料理ができるまでの間、娘と私は夢中になって庭の植物の写真を撮りました）
（上画像９：馬酔木の花がピンクになったような花の木）
植物の写真を撮ることばかりで、肝心の料理の写真を撮り忘れてしまいましたが、アヒージョやイカ墨のパエリアも昔と変わらずとても美味しかったです。
上画像１０：昔のエルカミーノは、スペインの伝統的なごつごつした白い塗り壁がすてきな大きな建物でしたが、少し古臭いイメージでした。現在は、ゆったりとしたソファやスペイン国旗などでスペインらしさを表現していますが、モダンな雰囲気が好まれる今どき風のデザインの方が好まれるのでしょう。
（上画像１１：画像９の幹は赤い樹皮に覆われて美しい）
