子どものいる風景

アンパンマンの魅力

1歳8か月の孫の大のお気に入りキャラクターは、アンパンマンときかんしゃトーマスです。自分は昔からあまり好きではなくて「あんな単純で個性のないキャラクターのどこがいいんだろう。」という思いでした。

孫は1歳前後くらいから周囲の環境に意識が向くようになってきました。一番強く関心を持つのが、目・鼻・口がはっきりわかる生き物などの顔でした。そういう生き物の顔の写真を見せると目などを指さして「あー、あー。」と声を出していました。そして、だんだんとこちらが示す前に生き物の顔を見つけて指さして自分から反応するようになってきました。

一歳半くらいになると更に記憶力が高まってきて、よく見かける顔を覚えて嬉しそうに指さします。特に目鼻立ちのはっきりしたアンパンマンを見ると「アッ、アッ。」と言い、トーマスには「トッ、トッ。」と名前の一部で呼ぶようになってきました。

このアンパンマンとトーマス大好き傾向は、3歳くらいまで続くようです。でも、幼稚園に入って幼児から園児の世界へ入っていくと、戦隊ものなどもう少し大人っぽいキャラクターに興味が移っていく子が多いようです。また、同時に女の子と男の子の好みの傾向も、大きく分かれていくようです。

私も含め娘夫婦は、孫が初めての子だということもあり、一つ一つ子どもの興味の対象が増えて成長していくのがとても嬉しいのです。アンパンマンのことを覚えて指さすと「そうだね~。」と答えてあげたりするうちに、アンパンマンのグッズを買ってあげたくなったりします。

幸い、孫が生まれたとき、知り合いの方からお古の服をものすごくたくさんいただいたのですが、その中にキャラクターものがいっぱい入っていたので、服に関してはほとんど買う必要がなくて助かっています。特に腹巻付きのズボンのパジャマは、どんなに寝相の悪い子でもおなかが出なくて優れものです。

スーパーの子供服や下着売り場などには、そういったキャラクターがプリントされたものがあふれています。ちょっと買い物に行った時にふとそういうものが目につくと、ついつい買いたくなってしまう心理を、バイヤーは良く分かっているんだなと感心してしまいます。

自分が子育てをしている頃は、自分に時間がなかったので、そういった衣料は全部おばあちゃんに任せていました。あまり自分の好みじゃないけど、お金も手間もおばあちゃん持ちなら、文句は言えないなと思ってやり過ごしてきました。でも、こうやって孫との時間をゆったりと楽しむようになると、自分の好みじゃなくても孫が喜ぶものを買ってやり、喜ぶ顔を見たくなるおばあちゃんの心理が良く分かります。

私も孫が家に遊びに来たとき、公園へ持っていくボールを買ったのですが、無地のボールより二割ほど高いけれど、ついついアンパンマンの絵柄の物を選んでしまいました。

アンパンマンやトーマスが魅力を発揮するのは、子どもが2,3歳の比較的短い期間かもしれません。そんなキャラクターの魅力の寿命を一番分かっているのは、キャラクターグッズを扱っているメーカーなのでしょう。

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