ガーデニング

こえだめ

こえだめと聞いて、何のことかすぐにわかる人は50歳代以上でしょうか。昔の農家の人たちは、使えるものは何でも使えということで、人糞も畑の肥料として活用するために、甕のようなものを畑に埋め込んであり、便所から人糞を汲みだしてきてはその甕に入れておくのでした。こえだめを漢字で書くと肥溜めとなり、肥料を溜める場所となります。

ですから、昔の畑は近づいただけでもすごく臭いし、その畑で採れた野菜を食べるので、体内にギョウチュウがいる人は結構な割合でいました。年に一度は学校からギョウチュウ検査のキットが配布されて、検査をして提出しなければいけませんでした。

自分も含め畑が臭いというのは当たり前で、近所の友達と畑を走り回って遊んでいるうちに、こえだめに落ちて悲惨な目に合うということも時々ありました。

現在では、衛生上問題があることや、畑の周りに住宅も増えて苦情もあることから、こえだめは見かけなくなりました。

我が家の愛犬は、家の中にペットシーツを置く場所をつくり、そこをトイレにしています。でも、できれば外でしてもらった方が臭くないので、定期的に散歩したり庭で遊ばせたりしたときに用を足すようにさせています。

ベタベタしたウンチは処分が大変なので、サクサクウンチになるようにおからなどの成分が含まれた餌をあげています。すると、糞の量が普通の餌の時の倍くらいになり、一日4,5回ウンチをします。結構な量なので、ウンチボックスがすぐ一杯になります。それで、時々庭の植物の植え替えをする時に、地面を深く掘り返して底の方にウンチを入れて肥料にしています。虫などが湧く前に地中に埋めてしまえば臭くないし、結構植物の肥料になっているようです。

 

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