旅行

お目当ての大鳥居は? ~広島その2~

宮島へ向かうフェリーから厳島神社はどこかなと眺めていると、近くにいた若い男の子のグループが「まじっ!?これを見るために来たのに~。」と騒いでいます。何かなと思い耳を澄ませてみると、どうも厳島神社最大の見どころの大鳥居が修復中で見られないらしいのです。どうりで目を凝らしても神社の場所が分からないはずです。

大鳥居は足場を四角に囲まれて海の工事現場のようになっていました。数年前に平成の大修理が終わったとニュースで報道していたので、すべてきれいになっていると思い込んでいましたが、神社の回廊の方がきれいになっているだけで、他はまだいろいろと修理中なのでした。

「その1」でガイドブックを活用する利点を発見しましたが、しっかり読み込んでいなかったせいで、心の準備ができなくてショックでした。ガイドブックには修復中とちゃんと書いてあるではありませんか、もっとガイドブック活用の鬼にならないといけません。

ちなみに神社を訪ねたときは、干潮時ですべての建物周囲が干上がった状態になっていました。ガイドブックには干潮時と満潮時の違いが図解されていて、事前準備をしっかりした人はちゃんとそこまで考えて旅程が考えられるんだなと感心しました。でも、逆に団体旅行客とはバッティングしないという利点もあるかもしれません。

参道入り口付近のインフォメーションセンターを兼ねたTOTOのきれいなトイレが使える休憩所には、大鳥居の模型があり、とてもたくさんの杭を海中深く打ち込んで支えてあるのがよくわかります。トイレの演出も宮島らしく、もみじのプロジェクションマッピングが素敵でした。

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