三重県多気町のヴィソン内にできたミナ・ペルホネン ミュージアムに行ってきました。ミナ・ペルホネンはテキスタイルにこだわった日本の服のブランドですが、非常に人気があります。
一年半くらい前、東京都現代美術館(MOT)で開かれたミナ・ペルホネン展も偶然見に行くことができましたが、入場するのに1時間くらい並ぶほどの盛況ぶりでした。
その時は会場が大規模だったので、服やテキスタイルだけでなく生活用品や有名な建築家とコラボした小さな家も手掛けていて、その家も展示されていて面白い展覧会でした。展覧会図録も欲しかったのですが、数万円もするということで手が出ませんでした。
ヴィソンのミュージアムはかなりこぢんまりしていて、アンティークのドアでできた出口を出るとショップになっていました。ミュージアム内は小さなスペースですが、テキスタイルの原画や実際のテキスタイルを展示した小さな洞窟のようなスペースなどがあり、ブランドのイメージがよく表現されていました。
入場料が800円と小さいのにお高い感じですが、領収書に800円分の金券がついていてショップで使えるようになっています。せっかくなので何か欲しいなあと思って物色したのですが、美しいプリントの綿ローンワンピースは6万円以上したので諦めました。でも、冬用のテキスタイルでこだわりの織りのコートなどは十数万円するということなので、安い方なのです。
こだわりの生地をパッチワークしたバッグがあって、これはミナ・ペルホネンの特色をぎゅっと凝縮したようなお得なバッグなので購入することにしました。バッグは数点あったのですが、形は同じでもみな布の柄が違ってそれぞれの良さがあります。随分迷いましたが、狼(?)のプリントが入ったバッグが何となく哀愁が漂っていて自分を待っているような気がしてどうしても気になるので、これに決めました。
息子たちは、テキスタイルデザインがプリントされたドリンクボトルを買い、娘にはかわいいちょうちょの柄が入った靴下を買いました。