一年前京都旅行に行った娘に教えてもらったホテル トウ ニシノトウイン は今開業一周年記念のキャンペーンで4000円を切るお値打ち価格で泊まれます。
娘が行った時も、コロナ自粛が少し緩んだ一年前であるけれど、やはりコロナ過ということもあり、三千円台で泊まれたそうです。
ここに二泊しましたが、京都駅から歩いて12分くらいで便利な立地です。でも、どこかへ出かけてタクシーで帰る時に、まだ新しくて場所が分かりにくいという難点がありました。地理に詳しい運転手さんが、次にタクシーで戻るときは「西洞院正面（にしのとういんしょうめん）」と伝えるといいと教えてもらったので、次からはホテルまでの道を伝えるのが楽になりました。
この値段だと、ビジネスホテルのような味気のないつまらないホテルしか泊まれないと思っていましたが、ウェブサイトでの画像の通り、町屋風に作られたエントランスは、両側が銅板で不思議な輝きに包まれた、おしゃれでモダンな造りでした。
部屋は狭いですが、ベッドとも違う今風の和布団的な形式で、ふっくらしていて寝心地が良かったです。枕も2種類設置されていましたが、残念ながら自分には合わず、ちょっと苦労しました。以前は、どんなところでも寝ることができたのですが、数年前から枕が合わないと眠れなくなりました。携帯に便利で自分に合う枕を見つけないといけないなあと痛感しています。
ホテルロビーも部屋も間接照明を使ってあり、シックな雰囲気が落ち着きます。でも、友達も言っていましたが、我々の様に年齢とともに目も衰えてくると、こういう部屋は暗すぎて何かを探すときは、スマホの照明を照らさないと見つからないのです。年寄り用に、もうワンランク明るい設定も必要だなあと思いました。
友達は、あまり温泉が好きではないので人それぞれだとは思いますが、大浴場があるのが自分にとってはとても嬉しい設備でした。温泉ではないですが、広々とした浴場でゆったりお湯につかるのは極上の楽しみです。
また、一人ずつお風呂バッグが準備されていて、とても着やすい作務衣風のパジャマがついていました。浴衣でははだけるし、パジャマだと窮屈なので自分用に寝巻を持参していましたが、ここのパジャマで快適に寝ることができました。
ちょうど修学旅行の中学生と一緒になりましたが、スマートな行動をとってくれたので嫌な思いをすることはありませんでした。今時の修学旅行は、おしゃれなところに泊まるんだなあとうらやましくなりました。
もうじきインバウンドが復活してきそうなので、こういうおしゃれでコスパのいいホテルに泊まるのは、今の内だけの特典かもしれないなあと思います。
