夫のクレジットカードのポイントでホテルに一泊できるというので、ロクキョウトというホテルを選んで行ってみました。
通常では一泊10万円以上もする高級ホテルなので、自腹ではとても泊まる気になれません。でも、ポイントが使えるとなればどんなホテルなのか、一度は覗いてみたくなります。
金閣寺の近くの山里にあるしょうざんリゾートといういろいろな施設が集まった複合リゾートの中の一つがロクキョウトです。
この辺りは北山杉の名産地だそうで、エントランスや内部の庭などに貫禄のある独特の形状をした北山杉が植えられて特別館を醸し出しています。
通された部屋の窓は電動でシェードが上がり、美しい山の姿を楽しみながらリラックスすることができます。
屋外プールがあり37度の温水になっているので、部屋にある特別に暖かい外套着にもなるガウンを着て雪駄をはいてプールに行くことができます。
自分は水着を忘れてしまったのですが、こんな珍しいプールに入らない手はないと思い1600円でレンタルしていってみました。
すでに夕暮れから夜になっていましたが、ライトアップされたプールはリゾートムード満点です。ガウンを脱いだ一瞬は寒いですが、温水の中をゆったりと泳げば体もポカポカしてきます。湯気が立ち込めて露天風呂とプールのいいとこどりをしたような楽しさを味わえました。
部屋でももちろん石造りの和風風呂があり、湯船につかりながら窓の外の景色を眺めることができ、ラグジュアリー感満載でした。
翌朝はゆっくりと朝食と撮った後、リゾート内を散策して一番奥にある日本庭園を覗きました。途中に会員制東急リゾートのハーベストクラブもありました。
部屋のカードキーを見せると、入場料500円の庭園入場料は無料となります。入るとすぐにあの立派な北山杉が並んでいます。北山杉をメインにした日本庭園はあまり見たことがなく圧巻でした。大き目な茶室もありましたが、大樽でつくられた小さな茶室などいろいろな趣の茶室がありました。
京都は中心街を外れるとすぐに山に囲まれた自然豊かな土地に囲まれています。中心街には人が集まりすぎるという難点はありますが、逆にすぐに自然の風景を味わえる場所に行くこともできるという利点もあります。
このホテルを訪れる人々のほとんどはタクシーを利用しているようでしたが、タクシー代の高価な日本でもここへはそれほどびくびくしなくてもここられます。
次はカードのポイントでどんな体験ができるか楽しみです。