手抜き生活

振袖モデル

着付師の方が来年の成人式の着付けをするための、練習会のモデルを娘が受けました。成人式は二年前に終わっていますが、一度いとこの振袖を着てみたいという事で着つけてもらいました。

着付師一人と助手一人の二人ががりで着付けをします。着付けをする方の側の練習なので、指導の先生がここを抑えるのがポイントとか、帯をもっと上にあげてなど、いろいろな指導が入るので、通常の着付けの倍以上は時間がかかります。

どちらの重ね衿を使おうかなと迷い、3枚持っていったら、全部使って十二単の様に一枚ずつ交互に衿を重ねる着付けにしてみようという事になりました。3枚と言っても、半襟もあり一枚の重ね衿は二重構造なので、内側からピンク⇒黄⇒オレンジ⇒金朱⇒銀若葉の5色になってかなり豪華な衿元になりました。半衿が濃いピンク地に桜の刺繍が施してあり、一番外が桜の葉の色になるので、桜重ねというのだそうです。

近年の振袖は、柄がいっぱい入っていて着物だけでかなり華やかですが、今回は35年前の古いデザインなので柄が比較的シンプルです。こういうのを「昔ママが着ていた振袖を娘が着る」という意味でママフリというのだそうです。成人式ではたくさんの娘さんたちが華やかさを競うように集まるので、小物で華やかさを出すための一つの方法です。

3月には、娘の卒業式に私がこの振袖を使って着つける予定なので、今回の着付けで自分も勉強させてもらおうと思い、一時間半の間写真や動画を撮ってきました。

娘も着てみたかった振袖を素敵に着つけてもらえたので、大満足でそのまま市原神社へ行き記念撮影をしました。ちょうど七五三祝いでお参りに来ている人たちでもにぎわっていて、着物を着たかいがある一日でした。

 

 

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