上の娘は10月の初旬が誕生日なので、練りきりでどんなものでも作ってもらえる東浦町の大黒屋さんにバースデー饅頭を作ってもらいました。
注文の時娘一家の写真を持って3人の顔を作ってもらおうとしたのですが、お店の方に人の顔は一番難しくて全然似ないからやめた方がいいと言われました。他の人の作品をみせてもらうと、結構大きめのお饅頭になるし、肌色ばっかりで華やかさが足りなくて間延びしそうなので、娘一人だけを作ってもらうことにしました。「本当に似てなくてもいいんですか?」とさんざん念をおされたのですが、それでも一度チャレンジしてみようと思ってお願いしました。
できたお饅頭の箱をもって娘の所へ行き「ジャ~ン!」という感じで箱を開けてみました。顔の饅頭は、店の人が間違えて旦那さんをつくったのかなと思うくらい似てなくて大笑いでした。よーく見ると髪型やメガネが娘のものと同じで、顔の特徴もちゃんと表現されていたので、やはりこれは娘の顔なんだと思いました。
旦那さんと孫の顔をやめた代わりに、昔から娘がかわいがっていた犬の顔と定番のアマビエ、祝いの文字、10月限定のハロウィーンのカボチャとミイラモンスターを入れたので、にぎやかで楽しいセットになりました。
お饅頭の写真を撮っていると急に皿が動いたのでびっくりしましたが、何にでも興味を持ち始めた孫が手を出して引っ張ったのです。孫はすごく食べたそうにしていましたが、こんなに甘くておいしいものを覚えさせてしまうと、甘いもの大好きボーイになって虫歯ができてしまいそうなので、見えないところに隠したのですが、しばらくは涙目になっていました。もうそろそろごまかしがきかなくなるくらい賢くなってきました。