手抜き生活

ビストロ ダイア

おいしいもの大好き仲間が、次なるお目当ての店を見つけました。名古屋市新栄のビストロ ダイアです。いつもは平日でも満席になるくらいの人気店だそうですが、緊急事態宣言が解除された今でも夜8時までの営業に抑えているそうで、私たち以外に3組のお客さんがいただけでした。

私はコースメニューがあるとついつい安易に「しゃあそれで。」と決めてしまうのです。けれども友達はあくまでもアラカルトで、本当に自分が欲しいものをチョイスするという方針なので、3人ともアラカルトで注文しました。

シェフは恰幅が良く、にこやかで明るくフレンドリーに対応してくださる方で、他の二組のお客さんは常連さんのようで「今日はどんなお酒を飲まれますか。」などと話しかけて、各テーブルをまめに回ってみえました。後で知ったのですが、この日はホールスタッフがいないということだったので、通常はこれほどシェフにいろいろと話を聞くことはできないのかもしれません。

メニューを見ると、ほとんどが北海道産の食材を生かした料理ですが、北海道出身のシェフが、独自の流通ルートを確保してみえるのかもしれません。そのためか、頼んだ料理がテーブルに乗ると、びっくりするほどボリュームがあり、コスパがいいのです。

友達が頼んだ殻入りウニの冷製は、殻の中にこれでもかというくらいウニが詰まっていたので、私もたっぷりシェアさせてもらいました。甘く香りのいいウニは、鮮度がいい証拠です。

前菜の気分で頼んだ牛の赤ワイン煮とジャガイモのグラタンは、ほろほろに煮込んであるのに肉の香りがしっかり感じられて素人には出せない味だなあと思いました。

毎度のことですがグラタンの食べた時点で、おなかのスペースは90%埋まっていたので、メインの鴨肉を食べるのが相当苦しかったのですが、美味しく食べきることができました。(アイキャッチ画像)

この鴨も皮の内側の脂身が薄く柔らかくなるよう育てているので、赤みと一緒に食べられるようにあえて皮をパリパリにせず、皮・脂・身を同時に味わうことができるように調理してあるそうです。シェフがどこにこだわって料理方法を選んでいるのかというストーリーを知って味わうとまた一味違った楽しみ方ができます。

友達が選んだオニオングラタンスープ、貝柱のポワレ、牛ステーキはどれも素材の味が堪能できて、いつかまたこのお店の料理を食べに来たいと思わせてくれました。その時は、デザートまで食べられるよう注文を考えなければというのが、今回の反省点です。

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