子どものいる風景

18歳と21歳

末娘が21歳になりました。21年前のこの日は、一番上の子の出産のときでも陣痛が始まってから6時間半で生まれたので、四番目の子はもっと早く生まれるだろうと気を付けていました。

それでも、陣痛が始まって産院まで20分。産院のインターホンを鳴らしたときはかなり降りてきている感じで、分娩台に乗ったら20分で生まれてしまい、後からみえた先生は「あれ、もう生まれちゃったんだ。」と言って産後処理をしてくれました。生まれる時から親孝行な子でした。

3番目のお兄ちゃんがやんちゃだったので、その世話でバタバタしているうちに末娘もあっという間に育ってしまいました。お兄ちゃんを反面教師として、こういうことをすると叱られるということを学んだり、親の見ていないところでお兄ちゃんの都合のいいように振り回されて忍耐を学んだようです。

小学校の懇談会では、いつも担任の先生に「落ち着いていて誰とでも仲良くできる子です。自分のこともしっかりできます。」と褒めてもらいました。

それだけに、いろいろ我慢させてしまったかもしれないなと思いますが、一人暮らしをしている今は、ちゃんと自炊していつの間にか一人前になってしまったので、寂しい気もします。しかも、私がドジを踏むと「世話のかかるやつだ。」という感じで、クールにご指導いただくこともしばしばです。

そんな彼女も、兄弟の中では唯一バースデーケーキを楽しみにしています。以前ブログにも書きましたが、毎年ケーキ屋さんで希望の絵を入れてもらう特注です。娘がここのクリームの味が一番好きだという地元のお店です。

彼女と誕生日が同じということになっている犬のムーンも、6月に体調を崩して心配しましたが見事回復したので、今年は快気祝いを兼ねて二つ注文しました。

娘は絵本バムケロシリーズに登場する今川焼を頭に乗せたイマちゃんの絵でロウソクは21、ムーンはダックスフントの絵でロウソクは18です。

今青春真っ盛りの娘が、老け顔になってきたムーンを抱っこして恒例の「今年の一枚」を撮りました。ハッピーバースデーの歌を歌いロウソクの火を吹き消してケーキを頂いた後は、とんぼ返りのように下宿に帰り、翌日から就活インターンや友達との旅行の予定が一杯で、学生生活を謳歌しています。

 

 

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