スマホから入手できるアプリにはいろいろと面白いものがあって、娘が大人は子供に、子どもは大人に顔を変換できるアプリを使ってみんなの顔を試して遊んでいました。顔のパーツの特徴を読み取って何らかの方法に当てはめて変換するのでしょうが、結構家族同士で似ていたりして、みんなで笑い合いました。
大人が更に老けた顔になるバージョンを試してみると「ああ、20年後はこんなおばあさんなんだな。」とやや複雑な心境になりました。
我が家の犬は17歳のおじいさんで、人間にしたら90歳くらいでしょうか。足元もよろよろしていますが、散歩していると「かわいいね～。」と声を掛けられることがあります。これが人間だと違います。90歳のおばあちゃんを見て、かわいいと思う人はまずいないでしょう。人間は皮膚が露出している分老化が表れやすいのでしょうか。
新聞の健康食品の広告ページに、昭和6年生まれ「タキミカ」さん、90歳のスポーツインストラクターの写真が載っていました。顔のアップを見るとしわもあるので、６０～70代くらいかなという感じですが、レオタードを着てガバッと足を広げてストレッチしている姿は、20代にしか見えません。すごい人です。二足歩行の人間には、体型も大きく加齢するみたいなので、普段から猫背気味の私は、気を付けなければと思っています。
サザエさんの「波平さん問題」というのがあって、波平さんが何歳に見えるかで、答えた人の世代がある程度割り出せるというもので、作者の設定では54歳なのだそうです。10年くらい前の私がこれを考えたときは、60歳くらいかなと思ったのですが、今では65歳くらいかなという感じがします。
何かと老化に関する事柄が引っかかる年になってきました。以前見た「斎藤ひとり」さんのユーチューブで「今の自分がこれからの自分の中で一番若いんだ。」と言ってみえました。過去の自分ばかり見ていないで、これからの自分を考えていかなくちゃと気持ちを切り替える必要を感じました。
