岐阜県の中津川市に行ってきました。この地方は栗きんとんが有名で、特に川上屋の評価が高いのです。本店は宿場町の中にあるとても小さな店ですが、他にも大きな店舗をいくつか展開しています。この日は、店の前を通っただけのも入れると川上屋を4件梯子しました。
近年は川上屋の大きなモンブランが話題で、店の造りも洋風で手すりにも栗のモチーフが使われています。(アイキャッチ画像)また敷地内に地元ゆかりの画家の美術館も併設されています。訪れたときには売り切れでした。
また、満天星一休という和菓子屋も評価が高いので行ってみました。どちらの店もイートインしようとすると、一時間以上待たなければならないようなので、持ち帰りで栗きんとんを買いました。
川上屋の中の一軒は、比較的早く番が回ってきたので、ここで栗おこわやぜんざい、栗アイスなどを頂きました。どれも栗の風味がいっぱいでした。特に栗おこわは、ホカホカな上に栗もホクホクで美味しいのです。息子は、もち米まで一粒残らずむさぼり食べていました。
帰りがけに恵那峡に寄り夕焼け空を眺めて帰りました。恵那峡は昔行った時よりも遊覧船乗り場周辺が整備されてきれいになっていました。
家に帰って両店の栗きんとんを食べ比べしました。川上屋の方は、やや色が薄めで地味豊かな感じ、一休は、少し黄色がかって栗の粒粒が大きい感じでした。みんなにどれがいいか聞いてみると、川上屋一票、一休二票で、もう一票は先日訪れたまつ月という豊田市の北端にあるお饅頭屋さんの栗きんとんでした。松づきのは、一休よりも粒粒感が更に強かったと思います。小布施の甘精堂のも美味しかったのですが、食べたのがずいぶん前なので比較できませんでした。
結局は人それぞれ好み次第という感じです。