着物好きの間では、いろいろな着物や関連グッズがどんどんほしくなって泥沼にはまることを着物沼と言うそうです。
一年前に着付けを習い始めた私と友達のBさんは、教えてくれるMさんがあまりにすてきなアレンジをしてくれるので、どんどんこの沼にハマってきています。
六月の終わりに孫が生まれて、しばらくはこの沼から脱して健全な生活が送れると安堵していましたが、生まれた孫があまり手がかからず、上の孫も保育園に送り出してしまうと夕方まで時間ができるので、再びSNSの沼から手が出て引きずり込まれ始めました。
先々週に息子が、実家から必要なものを届けに来てくれたのですが、着付けグッズ一式を持ってきてもらい、一日に一回は着付け練習を再開し始めると、ネット通販の安い夏着物や帯が欲しくなって手を出し始めてしまいました。
下の画像は、半幅帯で結んだリボンパタパタ結びです。意外と簡単なので、他の結び方にもチャレンジしてみました。
下の画像は、風船太鼓です。折り紙で風船を作った時の要領で折りたたむのがユニークです。
そして、せっかく東京にいるのだから、ネットで話題になっているユーズド着物屋さん巡りを自転車でするようになってしまいました。カンカン照りの暑い中でもなんのその、汗だくで下北沢の黄緑という店に行ってみました。
黄緑さんは、すてきなユーズドがずらりと並んで、すごくすてきなものがありましたが大体一万五千円前後のいいものばかりです。どんなに高くても今の自分のベルでは五千円以下のラインを引いているので、いつかまたここに来て自分にぴったりのアンティーク着物を見つけようと思いました。
ここは二万円切る価格で、ヘアメイクとレンタル着物の着付けセットでやってもらえるそうで、午後からお出かけや観劇に行くのにぴったりだなあと思います。
同じ下北沢でももっとお手頃なものが揃う長谷川さんも覗いて、ちょうど欲しかった夏用の帯締めと帯揚げが各1100円くらいだったので、この日の収穫物としてルンルン気分で家路につきました。アイキャッチ画像の物がそうです。
着ている夏絽の着物が安物過ぎてごわごわで、腕がむき出しになってしまっています。とても下手な着付けで、ベテランの方が見たら笑われちゃいますが…。
こういった着物沼にハマった活動を沼活というそうで、着付け友達と沼活報告をしながら東京での子守生活に彩りを加えています。