昔から仕事が忙しいのを理由に「手抜きして早く」「栄養があって食べられればいい」というモットーで料理してきました。してきたというより、ほとんど実家の母に作ってもらっていたので、母がどうしても作れないときに仕方なく作るというのが25年間続いてきたのです。だから、料理のカンなどがいい年をして備わっていないので「おかあのつくる料理はまずい」というのが暗黙の定説ですが、たまにうまく作れると息子たちがすごくほめてくれます。
まじめな優等生がコツコツやるべきことを続けていてもあまり褒められないけど、だらしない劣等生がたまにいいことを一回でもやると注目を浴びて褒められるという感じです。先日も肉じゃがを煮込んでいるのを忘れて煮込みすぎた!と思っていたら「ジャガイモがホクホクしていておいしい」と評判が良く複雑な気分でした。