今年の八十八夜は5月2日だそうです。お茶の名産地である西尾市の「あいや」は、毎年ゴールデンウィークになると新茶を求める人でいっぱいになります。
新緑の美しい和庭園を眺めながら、美味しいスイーツとお抹茶を頂くためには、かなり待つことになります。今回はGWを避けて日曜日に行ったのですが、考えることは皆同じでやはりいっぱいでした。
昨年来たときよりもスイーツが充実していて、升に入った抹茶ティラミスや抹茶ベイクドチーズケーキなどを頂きました。どちらも抹茶の香りを生かし、まったりしてとても美味しい。でも、結構ボリュームがあるので、晩御飯が食べられなくなってしまいました。
今回は、初めて一番奥のゆったりソファー席に座ることができました。壁面にあるのはどなたか作家の作品であることに初めて気づきました。モダンな感じです。
不思議なことに人が入れてくれたお茶は、まろやかで美味しいなあと感じるのですが、自分が入れると美味しく感じません。それに夫はコーヒー党で、いつもコーヒーを入れてくれるので、それでお腹がガボガボで、お茶を飲むタイミングがつかめません。
要するに、自分で心のゆとりをもってお茶をいれる時間を作ればいいのですが、ぐーたらで手近なところにある水分で済ませてしまうのです。
以前お茶を習っていたころ、「自宅でも、ポットのお湯とご飯茶碗でいいから、お茶をたてていただくと美味しいですよ。」と先生がおっしゃってみえました。
わが家のリビングの窓からも、新緑の美しいもみじやレモンの花のつぼみが揺れていて、眺めながら飲むお茶は美味しいだろうと思います。これからは日に一度くらいは、煎茶でもいいので、自分でお茶を入れようかなと思っています。