観光シーズンでごった返す京都の町中でも、美術館や博物館に一歩足を踏み入れると、ひんやりと落ち着く空間が広がり、心も体も休めることができます。
今回は新しくなってから初めて、平安神宮の脇にある京セラ美術館に行ってみました。
古い建物の部分と新しくモダンに改築された部分が融合し、おしゃれなカフェもあって、快適な空間で作品を鑑賞することができるのが魅力です。
大きなガラス張りのフロアの向こうには美しい日本庭園が広がります。
平安神宮の庭園も美しいのですが、こちらの方が人が少なくていいかもしれません。
漆工芸や金属の茶筒などの伝統芸能とテクノロジーや芸術との接点を探るような「跳躍するつくり手たち」展は、この美術館のコンセプトにふさわしい内容でした。
