手抜き生活

中田敦彦さんのYouTubeビジネス本紹介「いくつになっても ずっとやりたかったことを、やりなさい編」

息子がYouTubeを見ていて、台所仕事をしながら聞こえてくる話を何となく聞いていたらすごく面白そうです。「だれの話?」と尋ねるとお笑い芸人の中田さんのYouTube大学というののビジネス本紹介でした。紹介していたのはジュリア・キャメロン著「いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい」という本でした。

「今の仕事をやめたら…」しばらくはゆとりのある生活を楽しむけれど、鬱的な状態になったり、自分の人生はつまらないものだったのではないかと思ったりするらしい。「うわー、それあるある!」という感じの内容でした。

5年前の実家の父の死後、少々認知症が進んできていた母に、寄り添ってやりたいけれど仕事が忙しくてできないと感じていました。夫の「仕事辞めたら?」の一言をきっかけに、30年近い仕事人生の中で一度も考えたことのなかった「辞める」ことを考え始め、1年後に退職しました。

私は、退職したらいろいろやりたいことがあるけど、その時に体力がもつかな、ぼけてないかな?と自分の人生9割方終了しているような感覚を持っていました。今なら体も頭もなんとかなりそうという時期に自分の時間が持てたので、元の職場の人たちから「辞めたら何をする予定?」と聞かれると「今それをいろいろと探しています。」と答えて笑われました。

恥ずかしくて言えなかったのですが、本当は起業して、自分の自由な時間をキープしながら収入が得られる仕事をしたかったのです。それで「起業セミナー」を受講したり、「中小企業診断士」になるための試験勉強をして受験もしました。

試験の結果はさんざんでした。それまでの自分の仕事では、ほとんど経済的な知識や経験は必要なく、自分の資産についてさえ何も考えずにきた人生だったので当たり前かもしれません。でも、ビジネスニュースの番組を見たり、ビジネス本を読むことは細々と続けています。起業についてはあきらめたわけではありませんが、数十年間仕事に縛られる人生だったので、人の都合にふるまわされず稼げる仕事をと考えていた私にはできそうな仕事が未だに見つかりません。

そのあとは「退職したらずっとやりたかったこと」である海外旅行をすることにしました。自分の友達の何人かは海外に住んでいて「自分もいつか海外に住んで、そこでの生活を楽しみながら語学力を身に着けたい。」とうらやましく思っていました。なので、まずは近場の北京の友達のところに行き、次にネパールにも行きました。友人がいなくても少なくとも1週間以上ののんびりした旅行をしたいと思って、3年間の間に計11か国で94日間行きました。夫に30年間できなかったことを3年間でやったな、と言われました。

あと2か国の友達のところに行きたいと思っていた矢先に、コロナ時代となってしまいました。どんどん預金額が減っていく通帳を見るのが怖くなっていたし、冒頭の「自分の人生って…」という感覚も感じつつあったので、中田さんの言うようにこの本は私の心に刺さりました。

本当はこの本をじっくり読んで自分の人生を振り返ってみたいと思うのですが、とりあえず中田さんがまとめてくれた4つのポイントをできる範囲で実行してみようと思います。

 

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