アート

三沢厚彦 ANIMALS 2021 in TOYOHASHI

豊橋市美術博物館で開催されている三沢厚彦展を見てきました。クスノキを木組みして大きな塊をつくり、そこから大きなクマなどのいろいろな動物を彫る作家です。

油絵も何点かありました。一見子どもが描いたのかなと思わせるような荒いタッチで描かれている単純な動物たちが、親しみを感じさせます。

アーティストのコメントが壁面などに展示されていて、クマは人間にとって可愛いくて、ぬいぐるみになったりもする愛される存在であるとともに実際には人を襲う恐ろしい存在で、その相反する認識に興味がわくのだといっていました。

確かに三沢さんの作品は、一見かわいい分かりやすい彫刻です。でも、妙に大きくて威圧感があるし、爪はすごくとがってむき出しです。さらに眼だけをみると、ぎょろりとして全然可愛げがなくて、二律背反のイメージが表現されています。

その後、田原市の博物館も訪れましたが、愛知県美術館の出張美術展が開かれていました。ここも動物や昆虫など生き物をテーマにした展覧会でした。

夏休みは、家族で楽しめる展覧会が多いようで、実際に美術の展覧会にしてはにぎやかな雰囲気でした。

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