コロナの時代になってから初めての海外旅行に行きました。日本国内ではまだまだ多くの人がマスクを付けて生活していますが、空港に行くとほとんどの人が以前と変わらないマスクなしで活動しています。
3泊5日の旅行中最初の3日間は一日中どんより曇っていて、湿度は90%くらいと高く気温も30度以上あると思うのですが、それほど極端に暑いという印象はありませんでした。ベトナムの五月はこんなものかなとタカをくくっていましたが、4日目からはとんでもない暑さでした。現地の方も今日からは急に暑くなったと言ってみえましたが、湿気が多い上に日も出てきて気温は40度くらいになり、日陰に入ってもとめどなく汗が流れるので、気を付けないと熱中症になってしまいます。
日本では近年GW頃は真夏日になる日も出てきましたが、日陰に入れば爽やかです。調べてみると、南アジアや東南アジアは4,5月が暑さのピークなのだそうで、暑いはずです。
土産物屋の片隅には、山のように積まれた布製のマスクが売られていましたが、だれも見向きもしません。マスクなどつけようものなら、窒息してしまいそうです。コロナ感染のピーク時の夏は現地の人々はどんな生活をしていたのでしょうか。
今回の旅行では、二日間日帰り旅行をしました。その内一日目はよかったのですが、二日目は世界遺産になっているチャンアン地域の川を2時間ゆったりと下るツアーが入っていて、ちょうど熱くなった日だったので、川の上で干物になってしまいそうでした。


現地では全くコロナがあったことを意識しない状況でしたが、ベトナム人ツアーガイドのドンさんは、この3年間全く日本人ツアー客が来なくなってしまい、日本語がすぐに出てこなくなってしまったと言ってみえました。GWから初めて十人を超えるツアーを組むことができるようになったと喜んでいました。