どこかの山のふもとにネジバナが群生しているというニュースを数年前テレビで見ました。竹ひごのような細い茎にピンクの花がらせん状に咲いている姿がとても可憐です。
でもまてよ、この花はどこかで見たことがあるなあと思っていたら、家のすぐ近くの図書館の芝生でたくさん咲いていました。
「こればすごい。図書館はいつも掃除や草取りをしっかりしているので、こんなに珍しい花が咲いている貴重な場所ということを知らずに抜かれてしまうかもしれない。」そう思いましたが、その後毎年大人数できれいに草刈りをした後でもニョキニョキと生えてくるので、ほっとしました。
図書館を訪れる人はたくさんいますが、この花のことに気付いている人は少ないだろうなあと思いながら毎年楽しみにしているのですが、このブログにネジバナのことを書いてみようと思って、ネットで調べてみました。
「芝生や湿地帯の明るい場所に普通に見られる多年草」とあります。普通に見られるのかあと思うと少し残念ですが、自分がネジバナのことを知ってから5,6年以上たちますが、今までに2,3回くらいしか見かけたことはないので、それなりに珍しいのだと思います。
自分にとっての天然記念物としておこうと、今は毎日ネジバナを見に行きます。